Nobody`s fault から見た櫻坂の未来

 開いていただきありがとうございます。三度の飯より服が好き、どうも虎杖玲です。今回も雑記として、僕が箱推ししている櫻坂について書いていこうと思います。

 さて、11月27日をもって3曲のMVがすべて公開されました。どれも今までを踏襲しつつ、新しさがありましたね。これを受けて、あらためてNobody`s fault を分析してこれから櫻坂がどのように活動していくのか、1ファンとして予想していこうと思います。

 

目次

 

Nobody`s faultがサプライズ披露でファン衝撃

 今回のシングル、待望の公開第一号となったのがこの曲ですね。この曲は、欅坂のラストライブでサプライズ披露されました。このとき、欅坂の最期の余韻に浸りたかった多くのファンにとっては、当然寝起きにビンタされるような衝撃でした。

 衝撃すぎて曲が頭に入ってこなかったファンや、推しが選抜外であることに呆然とするファン、余韻をぶち壊された反動でこの曲の第一印象が最悪だったファン。ツイッターを見ているとそのようなファンの投稿であふれかえってました。

 披露直後の反応としては、「なんだこの江戸っ子みたいな歌詞は!」といったネガティブなものが多かった印象でした。しかし、時間がたつにつれてファンが冷静さを取り戻してくると、「意外といい曲じゃね?」という投稿が増えてきました。

 このサプライズ披露を見ていた僕は、以下のことが印象に残りました。

  • 森田ひかるの圧倒的な表情
  • 欅坂を否定する歌詞
  • 選抜人数の少なさ

ファンを射止めた妖艶さ

 まず、僕が目を奪われたのが森田ひかるの表情でした。というのも、かくいう僕も欅坂の最期の余韻に浸りたかった一人。サプライズ披露されると気づいたとき、「今はさすがにいらないよぉ..ごり押しすぎるよぉ」と思いました。正直、運営側の強引さが悪目立ちしていました。

 しかし、曲が始まって少しして、僕は集中していました。森田ひかるの妖艶とも言える表情に目を奪われたからです。あの表情は今でも覚えているほど、生き生きしていいました。まるで「わたしたちはもう覚悟が決まってるよ?みんなはいつまで過去を見ているの?」と問いかけているようでした。改名直後にあんな表情、普通できませんよ。

 この表情をみて、僕は「ああ、櫻坂になっても推そう」と決断しました。正直ファンをやめようと思っていた多くの人たちにとって、これからも安泰だなの思わせる要素だったと思っています。

 

今までを全否定した攻撃的な歌詞

 次に、僕が注目したのが歌詞です。欅時代の歌詞のテーマと言えば、大人や周りへの反抗ですね。このテーマに沿って、サイレントマジョリティ、不協和音、避雷針、黒い羊など様々な名曲が生まれました。

 改名が発表された直後、僕は真っ先に「歌詞のテーマはどうなるのかな」という疑問が浮かびました。本音を言えば、これまでのテーマのまま進んでいくことは先がないと感じていました。

 あのテーマは平手友梨奈だから体現できたといっても過言ではありません。加えて、当時の欅坂の平均年齢は20歳ほどで、とても大人に反抗する年ではありませんでした。かと言って、他のアイドルグループと同じテーマだと物足りない。

 何かいいテーマがあるだろうか。しばらく考えていましたが、何一つ名案が浮かびませんでした。これ、お先真っ暗ちゃうか?

 しかし、秋元康は正解を導き出していました。正解は、欅坂の否定でした。反対ではなく、ちゃんと否定したところがよかったと個人的に考えています。

 「反抗しているだけじゃ何も始まらない。しっかりふんばって歩きなさい。」そういったテーマになったのではないでしょうか。これまた、欅のときのような独自性がありながら、欅よりも少し上の年代を対象にできると感じました。時折、中二病と揶揄されてきましたが、今回のテーマはそれを払拭してより身近なテーマに感じます。

 

少人数選抜によるはっきりしたパフォーマンス

 最後は、ほぼ初の選抜制です。元々欅坂時代は全員選抜を採用しており、メンバー同士の競争がなく、メンバー仲がいいのが売りでした。しかしその反面、人数が増えるにつれてパフォーマンスの見栄えに支障をきたすようになりました。

 記憶に新しいのが「誰がその鐘を鳴らすのか」です。これは欅坂46ラストシングルで、総勢28名でパフォーマンスをしていました。普通のアイドルならまだ大丈夫なのですが、激しいダンスが魅力の欅坂が28人でパフォーマンスをするのは、すごくごちゃごちゃして見え、もはや自殺行為でした。

 また、櫻坂命名の際、「全員で輝ける未来へ」というスローガンを掲げていました。僕はそれが気がかりでなりませんでした。さすがに、これからも全員でパフォーマンスをするのはいかがなものか..

 ところが、新曲Nobody`s fault では、選抜制を導入しました。見るからに少ないなと感じ、数えてみたところなんと14人制。約半分の人数だったのです。あのスローガンはどこへやら。

 しかし、やはり選抜制の導入は効果覿面。より一層、ダンスパフォーマンスが映えるようになっていました。これは、これからの強みにしていくべきところだと思います。

 

櫻坂46の未来

 さて、これから櫻坂はどうなっていくのでしょうか。まず、欅坂時代から引き継ぐ部分はやはり、アイドルらしからぬかっこいいパフォーマンスですよね。これを無くしてしまうともうファンやめます。

 そして、曲のメッセージを届けるという思い。これはこれからも大切にしていってくれると思います。この思いさえあれば、彼女たちは成長していきます。

 では、欅時代にはなかった新たな要素、それは

  • 他人のせいにせず前に進もうというテーマ
  • 超選抜制

この2つだと思います。特に超選抜制は、櫻坂のパフォーマンスをより高次なものへと昇華させてくれる力があります。確かに選抜に落ちてしまうのはかわいそうですが、内部での競争は、櫻坂が復活するには避けては通れない道だと感じます。つらいだろうけど頑張れ...

 これから櫻坂はこれらの要素を元に、さらなる進化を遂げながら成長していくとみられます。これからも目が離せません。

 

まとめ

 今回は、Nobody`s fault から櫻坂がどのような未来へと進んでいくのか、考察しました。しかし、いい意味で毎回裏切ってくれるのが欅坂改め櫻坂ですので、今後にもぜひ注目していきたいですね。

 ここまで、お読みいただきありがとうございました。メンズファッションについての記事も載せているのでよかったらぜひ!