Nobody`s fault が結局、表題にふさわしい理由

 開いていただきありがとうございます。三度の飯より服が好き、どうも虎杖玲です。櫻坂46の1stシングルの三楽曲が発表されてまもなく、欅櫻史に残る大論争が今勃発しております。それが表題こっちの方がふさわしい論争です笑

 結論から言うと、僕はNobody`s fault がふさわしかったと考えています。今回は、なぜ恋の良さも踏まえつつ、それでもノバフォの方がふさわしいと考える理由を書いていこうと思います。

 

目次

 

なぜ恋の良さ

 皆さんも、一度は目にしたことがある「なぜ恋の方が表題にふさわしかった!」というつぶやきや発言。特になぜ恋MVのコメント欄は、そういった発言以外を見つけるほうが難しいくらいです。

 確かになぜ恋はとてもアイドルらしくもあり、少し欅要素がちりばめられています。メロディーは明るくアップテンポな曲で、もう一度聞きたくなるような中毒性の高い曲です。

 次に、歌詞は欅時代の「僕」が少し成長して初めて恋人ができてしまったときの、ピュアで浮かれまくっている様子を秋本さんがうまく表現しています。

 そして、センターの藤吉夏鈴。歌詞の主人公をダンスと表情で、驚くほど表現しています。加入当初の彼女からは想像のつかない、ピュアな初恋少女のイデアともいえる表情に僕も思わず心を奪われてしまいました。

 そのこともあり、なぜ恋のMVは先に公開されたノバフォの再生回数を3週間足らずで超えてしまい、未だに順調に再生回数を増やしています。

 そんな要素から多くのファンから「ノバフォよりもキャッチーななぜ恋の方が表題にふさわしかったのでは」という疑問が挙がっています。

 確かに..僕も最初そうかもしれないと思いました。しかし、よく考えて見てください。新規ファンを獲得する戦場は、MVだけではありません。むしろ、こと櫻坂46に関しては、TVパフォーマンスのほうがより重要と言えると思います。

 ここからは、表題=TVパフォーマンス用の曲、という観点から述べていきます。

 

Nobody`s fault が表題にふさわしい2つの理由

 1.圧巻のダンスパフォーマンス

 まず、ノバフォの魅力はなんと言っても視聴者の目を惹きつける圧倒的なパフォーマンスです。これは欅時代からのファンとしては何としても受け継いでほしかった部分でした。

 そもそも、欅坂46が他アイドルグループと差別化を図るために重視していたのが楽曲を届けるという思いでした。特に不協和音やガラスを割れでは、楽曲のメッセージである、苦しみ葛藤がより観客に届くように、メンバーたちが叫びながらパフォーマンスをしていました。

 これにより、従来のアイドルがファンに与えてきた幸福感だけでなく、心の芯に触れられたかのような、心が様々な感情で満たされることによる、形容しがたい感動をファンに与えることに成功したのです。

 楽曲を伝えるために一番重要視していたダンスパフォーマンスを捨ててしまっては、もはや他グループの差別化は不可能であったと言えます。ノバフォにはちゃんと受け継がれていました。

 そのことが分かるのが、11月25日にTV初パフォーマンスしたベストアーティストでした。完璧にそろった振り、歌詞に合わせて様々な感情に変化する表情。これを見て新規ファンになった方も多くいたようです。やはりパフォーマンス映えは重要な要素だと言えますね。

 まぁ、なぜ恋のパフォーマンスを見ていないのでなんとも言えないのですが笑

 

2.歌詞が指すもの

 次に着目したいのが歌詞です。ノバフォの歌詞は一見、「人のせいにせず、前に歩き出せ」という誰にでも当てはまりそうな歌詞です。しかし、欅時代からのファンやメンバーにとって、別の意味にも汲み取れます。

 例えば冒頭の「世界を変えようなんてうぬぼれてんじゃねぇよ」という歌詞。ここは自分だけが社会の汚らしさに気づいていると勘違いしていた「僕」に対しての叱責なのではないかと感じました。

 また、「いつの間にか大人になっちまったんだ」という歌詞。これも、大人を軽蔑し絶対大人になりたくないという「僕」に対して、いつかは必ず大人になるのだから前に進んでいかないといけないというメッセージにも取れると思います。

 このように、櫻坂の主人公は、欅時代の主人公の後ろ向きな僕ではなく、そこから成長して強く生きようとする私に変わることを暗示していると考えられます。つまり、Nobody`s fault は主人公の生まれ変わりを宣言する意味を持っているのです。これが表題でなくてどれを表題にする。

 主人公が変わったことは、なぜ恋をはじめすべての櫻坂楽曲の歌詞から分かります。僕はこっちの主人公の方が前向きで好きですね。

 ただ、改めて読むと口調がすごく気になる..

 

まとめ

 以上のことから、僕はノバフォが一番表題にふさわしいと思っています。ただ、なぜ恋もすごくいい楽曲です..もしかしたら、デビューカウントダウンライブを見ることでまた意見が変わってしまうかもしれない..こういった予測不能な部分があるからファンをやめられません。これからも見守っていきたいです。

 以上、虎杖玲でした。メンズファッションの記事も書いています。良ければ参考にしてみてください!